杜国強ト・コクキョウ
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清供

清供

ラベンダーがかった灰のグラデーションの中、渦文様の二つの壺が黄から桃へ滲む蕾と小さな青い実に呼応し、含みと澄明を湛えた清らかな供えを成す。

装飾的な複合素材により、滑らかなスプレー状の滲みが表れ、器や葉の硬いエッジと交互し、像は写実と図案のあいだに置かれる。前後に配された黒と赭の二つの壺は、斜めの渦巻き帯で呼応し、右の細長い壺では曲線が引き伸ばされて波打つS字となり、リズムを生む。左の壺からは黄から桃へと変わる蕾が立ち上がり、褐色の葉と点状の青い実が、余白と淡紫のグラデーションをかすめる。抑制のきいた静かな構成は、器の重みと息のような軽さを両立させ、「清供」の趣をたたえる。

カテゴリー
静物・その他
制作年
2009

制作の過程

  1. 下描き

    1. 下描き

  2. 白描

    2. 白描

展示風景

展示風景